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独立系FP(お金の先生)という生き方

独立系FP(お金の専門家)を目指す理由

未経験から独立系FP(ファイナンシャルプランナー)を育成するワンクエスト代表の井 章弥です。

今回の記事では、僕や仲間たちが「独立系FPを目指した理由」を解説していきます。

もちろん、動機は人それぞれですが、いくつかのパターンに分けられます。もし同じように考えている人が第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

FP技能士の資格を取っている方や、これからフリーランスとしてFPの道を選ぼうとしている方には役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

自分がお金について詳しくなりたい

「自分自身がお金のことをもっと知りたい」という気持ちで独立系FPを始める人はとても多いです。僕自身もその一人です。

学校では教わることが少ないお金の知識。それでも、社会に出れば、税金、保険、住宅ローン、老後資金と、考えるべきことが山ほどあります。

金融に関する知識は、知れば知るほど日常生活に役立ちます。節税の方法を知っていれば、手取りを増やせます。保険の仕組みを理解していれば、不要な支出を避けられます。投資の基本を押さえていれば、将来の資産形成に差が出ます。

こうした知識は、本やネットで学ぶことも可能ですが、「人に教える」となると理解度が一気に深まります。例えば、家族や友人に制度の仕組みを説明しようとすると、改めて正しい情報を調べるはずです。このプロセスが知識をしっかりと根付かせるのです。

他人に教えることは最高の学びです。独立系FPとして活動することは自分のためでもあり、同時に誰かのためにもなる。そう考えると、学びのモチベーションも長続きしやすくなります。

身近な人たちの力になりたい

家族や友人が抱えるお金の悩みは、決して他人事ではありません。

・老後の資金が足りるか不安
・子どもの教育費が重くのしかかっている
・保険に入ってはいるけど、内容がよくわからない
・貯金ができず、将来が見えない

こういった相談を受けたとき、ただ「大変だね」と言うだけでは何も解決しません。

もし金融知識があれば、的確なアドバイスができます。難しい制度をわかりやすく説明できる。不要な支出を見直す提案ができる。それだけで、大切な人の未来を大きく変えられるかもしれません。

そういった「身近な人たちの力になりたい」という気持ちで独立系FPを目指す人も多いです。

相談者の多くは「誰に聞けばいいのかわからない」と感じています。金融機関は売りたい商品がある前提で話をするため、相談しづらいと感じる人もいます。そんな中で「中立的な立場で、本気で考えてくれる人」が身近にいることは、大きな安心感につながります。

自分がFPになることで、家族や友人が正しい判断をできるようになる。知識は自分のものにとどまらず、誰かを助ける力にもなります。

やりたいことがない

「特にやりたいことがない。でも何かに挑戦したい!」というのも、独立系FPを目指すきっかけになります。

僕自身、23歳の時にそう感じました。

そこで、将来必ず必要になるであろう「IT知識」と「お金の知識」を学びたいと思い、IT企業で週5日働きながら、副業で独立系FPのフリーランスに挑戦しました。

金融の知識は無駄になりません。たとえFPとして成功できなくとも、生活設計、投資、保険、税金など、お金に関する判断力は一生使えます。

また、独立系FPのビジネスに挑戦することで、マーケティングやブランディングなどの知識も身につきます。これも、他の職業にチャレンジしたいと思った時に活かすことができます。

独立系FPの仕事にチャレンジすることは、人生にとってプラスしかありません。

フリーランスになりたい

企業に所属せず、自分の名前で仕事をする。そのスタイルに魅力を感じる人が独立系FPを目指すパターンも多いです。

会社員として働くと、どうしても「会社の看板」がついて回ります。実績や信頼は、所属する企業の信用に支えられる部分が大きいです。

しかし、独立系FPは違います。信用されるのは自分自身。相談者が契約するのは「企業」ではなく「個人」です。

だからこそ、やりがいも大きいです。自分の努力がそのまま信頼につながり、成果として返ってきます。ブログを書いたり、セミナーを開いたり、SNSで発信したり。すべてが自分のブランドを築く活動になります。

もちろん、自由には責任も伴います。集客や営業、情報管理、コンプライアンスなど、すべて自分で考え、実行しなければなりません。しかし、それを「大変」と感じるか「面白い」と感じるかは、自分次第です。

フリーランスとして働くことは、自分の可能性にチャレンジすることでもあります。「FP資格持ってるしなぁ」「お金の勉強は楽しいなぁ」と感じていて、フリーランスに興味がある人はぴったりな仕事です。

いかがでしたか?

動機が違っていても、共通して言えるのは「お金の知識は、誰にとっても必要な力」ということです。どんな理由であれ、その学びが将来の自分を助け、誰かの支えにもなります。もし独立系FPに興味のある方は、ぜひ他の記事もご覧になってみてください。

「未経験から独立系FPを育成する講座」の新規受講者も募集しております。僕や実際に独立系FPとして活躍する先輩が相談に乗りますので、ご興味のある方はお気軽にカウンセリングフォームからお申し込みください。