独立系FPがアメリカで世界の金融を学ぶ①

未経験から独立系FP(ファイナンシャルプランナー)を育成するワンクエスト代表の井 章弥です。
いつもは独立系FPで成功するためのノウハウを書いていますが、今日から2週間のアメリカ出張ということで、成田空港までのバスの中で感情を綴っていきます。
「日本の金融」は遅れているのか?
僕が独立系FPとしてはじめて海外に行ったのは2015年の香港。
僕も金融を学び始めたばかりでしたが、それでも「日本と世界の差」に衝撃を受けたのを覚えています。
香港はアジアの中でもトップクラスの金融先進国。
国民にとって投資をすることは当たり前で、証券会社や保険会社が提供する「投資をするための環境」も日本とは段違いで整っていました。
今では日本でも投資が浸透しつつありますが、当時は僕が日本で投資の話をしようもんなら「怪しい」と友人たちに言われました。
では、いま日本と世界で金融の差はあるか?と問われると「少し差は縮まったけど、まだ大きな差がある」と感じています。
NISAが普及してからは世界の株価は好調だったこともあり、日本人は投資を楽観的に捉えすぎて、まるでギャンブルのように考えている人も多い印象があります。
「なぜ投資でお金が増えるのか?」を理解している人は少ないですし、債券を取り入れるなどのリスクヘッジをしている人もあまり見かけません。
そして、金融商品に関しても大きな差があると感じます。
日本人の金融リテラシーが高まったことから、証券会社や保険会社が扱う商品の中には良いものが増えたのは事実です。
でも、NISA対象のインデックスファンド以外(債券や保険)にはまだまだ世界と大きな違いがあります。
「アメリカ」では何をするのか?
これまでアジア各国やヨーロッパの金融機関を視察で回ることは多かったですが、独立系FP歴10年目にしてアメリカは初めてです。
世界一の金融先進国はやはりアメリカ。
投資リテラシーと投資環境が世界一のアメリカでは「どんな商品が選ばれているのか」を見てきます。
実際に「金融機関の視察」や「世界で活躍する独立系FPとの情報交換」もたくさん予定しています。
ちなみに、7月はハワイを訪れて、現地の銀行口座を開設する予定です。
近年、海外で銀行口座を開設するメリットは以前ほど多くありませんが、僕自身はビジネスとして使うのと、体感値を得るために作ります。
グローバルスタンダードな金融教育を
僕らが提供している金融教育では「グローバルスタンダード(世界基準)の金融教育」をテーマの1つにしています。
金融後進国の日本では得られない一次情報から学び、顧客や仲間たちに貢献していきます。
しばらくはアメリカ日記になるかもしれませんが、もし独立系FPに興味のある方は、ぜひ他の記事もご覧になってみてください。
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